耐錆性
従来のSUS304材に比べてもほぼ問題はありません。(下記試験例参照)
代表的なフェライト系ステンレス鋼で、1970年代後半から自動車モール材、厨房機器、家電部品、門扉等幅広く使用されております。JIS核当鋼種でもあり、民間・公共問わず様々な用途でご使用頂けます。
 価格
Ni(ニッケル)を含んでいるものの微量なため、SUS304材のような大きな価格変動はありません。これにより長期的な価格の安定が図れ、短気的な再見積りの手間や発注時でのコストトラブルなどを最大限防ぎます。
勿論従来のSUS304材に比べ安価で、様々なニーズにお応え致します。
 納期
従来の納期対応が可能です。またSUS304材のような極度な欠品による納期遅れの心配もございません。
 加工性
低炭素であるため、加工性・延性に優れています。また。従来のSUS304材をはじめとするステンレス鋼同様、TIG溶接や抵抗溶接が可能で、溶接継手の加工性・耐錆性にも優れています。
 品質
ステンレス鋼業界を代表する新日鐵住金ステンレス(株)の厳しい検査をクリアーした30近い実績を持つ優れた材料です。製品に電解研磨を施すことで、耐錆性が向上しステンレス独自の光沢を失いません。

CCT試験結果例

●表面状態/#600全面研磨
●1サイクル条件/人工海水*噴霧(35℃、4hr)→乾燥(60℃、2hr)→
湿潤(50℃、相対湿度95%、2hr)
 ※人工海水:海水成分を模擬し、人工的に作成した市販薬品を所定濃度に溶解した塩化物主体の水溶液。熱帯魚飼育用海水にも使用されており、塩化ナトリウムを主成分に塩化マグネシウム・塩化カルシウム等を加えている。
●塩害地域の屋外曝露2年後の外観に概ね相当するのが12サイクル(SUS304の錆が目立ってくる条件)

NSSC180   SUS304   SUS430
   
 
■化学成分(単位%)
  C Si Mn P S Ni Cr Cu Nb N
規格値 ≦0.02 ≦1.00 ≦1.00 ≦0.040 ≦0.006 ≦0.60 19.00
〜21.00
0.30
〜0.60
≦10(C+N)かつ
0.30〜0.80
≦0.025
 
■品質特性
【機械的性質】 【加工性代表例】
  0.2%耐力
N/mm2
引張強さ
N/mm2
伸び
%
硬さ
Hv
規格値 ≧205 ≧450 ≧22 ≦200
  r値 限界紋り比
L.D.R
バルジ加工高さ
mm
エリクセン値
mm
NSSC180 1.41 2.3 31.5 9.6
 
【加工性代表例/成形限界曲線】
 

2種類の材質(SUS304,NSSC180)で製造したグレーチングのCASS試験結果についてご報告いたします。
JIS H 8502「めっきの耐食性試験方法」規定のCASS試験を200時間実施。CASS試験槽内には、バータイプは平面に対し15°斜め、板タイプは平面と並行に設置。
添付写真ご参照。

フラットバータイプグレーチング
  表面 裏面
NSSC180
SUS304
  写真 CASS試験後の外観写真

カラー舗装用スリットグレーチング
  表面 裏面
NSSC180
SUS304
  写真 CASS試験後の外観写真